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ステキな日

R1.9.20

第110号

 今朝も来賓玄関やピロティには、華道部の子ども達が生けてくれた花々が美しい。子ども達が生けてくれる花にもちゃんと季節があって、秋には秋を感じさせる花々が並ぶ。それは竜胆であったり、ススキであったり、キイチゴであったり、様々である。

車で走る際も、エアコンのスイッチを入れると寧ろ温かく感じられ、窓を開けて涼しい秋の風を感じながら運転する。景色もいつの間にか一面の緑は、茶色に代わり、それもいつの間にか土色に代わる。道端にはいつの間にかコスモスの花が風に揺れる。私の季節がいつものように来た。そう微笑んでいるようだ。

地元のスキー場を、ちょっとの時間訪れる。地元にあるスキー場といっても、もう十年以上行っていなかった。キバナコスモスが奇麗だとニュース番組で放映していたのを思い出し、車で十分ほどで行けるので行ってみた。

キバナコスモスが秋風に揺れ、爽やかな気持ちになった。いつの間にか忘れてしまっている日常の風景の中に、美しいものがまだまだ沢山あることに改めて気づかされた。そうか民藝運動って、そんなところに原点があったのだと思い出した。

さて今朝の新聞にも、本校の1年生の進路学習の取り組みが紹介されていた。先日7人の会社経営者の方々をお招きし、子ども達にとって将来に向けて大切な心構えを話していただいた。

私も各教室を回らさせていただいたのだが、子ども達はいつも以上に緊張した面持ちで一生懸命に講師の先生方のお話を聴いていた。子ども達には学校の先生の授業ばかりでなく、社会の現場で働いている方々のお話をもっともっと聞かせ学ばせたいと考えている。

そんな中に女性の経営者Kさんがおられた。バイタリティ溢れるお話で、子ども達をぐいぐい引き付けて行かれた。お顔を見ているうちに、「確か…、何処かで…」と思っていたら、やはりKさんも「確か大浦校長は…、南条小学校で…」と思っておられたようだ。

帰り際、思い切って声をおかけすると、「大浦校長先生でしょ。子どもがお世話になりました。今大学4年生で教師を目指しています」と、話された。その瞬間「そうか小学校時代レスリングをしていて、大会で賞をもらうと校長室でいつも報告と披露をしていたKさんのお母さんだ!」と気づいた。

Kさんがスマホを取り出して「校長先生!写真、写真」と言われ、意味が呑み込めなかったのだが、直ぐにお嬢さんに私の写真を送るのだと分かり、本当に嬉しかった。

こんな私のことを忘れず、そしてもしかしたら迷惑がられるかもしれないお嬢さんに私の写真を送っておられる。こんな教師冥利というか、校長冥利に尽きることは無い。

当時の南条小学校は、私がこんなだから校長と子ども達の距離の近い学校であった。何しろ夏のプールの授業は、全て私も一緒に行っていた。一番子どもたちが喜んだのが、子ども達を抱きかかえてプールへ投げ込むことだ。勿論プールサイドからではなく、プールの中でだから、高さはせいぜい20センチ~30センチ。それでも子ども達は次から次へとせがむので、校長の腕はいつも棒のようになっていた。今思い出しても苦笑いである。

そんな私を、写真を見て思い出してくれただろうか。本当にありがたい。

本校にとっては、子ども達のみならず私にとってもステキな一日となった。ありがたい。

 


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色んなことに力を入れています

R1.9.18

第109号

 今朝は嬉しいことが朝から沢山あった。一つはこの「校長室だより」を書こうと、いつものようにコンピュータを開くと、そこには「生徒の母」様からの温かいメッセージがあったことだ。女子ハンドボール部の保護者の方だと思うのだが、早速私の書いた向陵生の頑張りに応援のメッセージを送ってくださった。

本当にいつもいつも読んでいただいているのだと思うと、頭が下がる。そしてこのように向陵生を常に気にかけ、応援していただいていることも心強い。また、先生方への感謝の言葉などもいただき、身に余る光栄である。ありがたい。

良いことは、子ども達、教職員そして保護者の方々等、皆で喜びを分かち合い学校を盛り立て、勢いを付けたいものだと思う。こうやって応援のメッセージをいただくと、子ども達のみならず教職員も含めて、明るく前向きになれる。本当にありがたい。

また、有難いと言えば、野球部の活躍についても写真がないかといろいろ手を尽くしたところ、職員のお母様がわざわざ球場に応援に出かけられ野球部の子ども達の写真を撮っておられた。それをうまく入手できたので、今日はこの校長室だよりに載せることが出来た。ありがたい。

本当に色んな処で、様々な人々がこの向陵高校の子ども達のことを気にかけていただいている。本当に校長としてこんな有難いことは無い。

それに応えられるように学校でも子ども達の健やかな成長の為に、様々な取り組みを行っている。今日は1年生の進路ガイダンスで、各クラスに高岡市の様々な会社のトップの方々が、「将来の為に高校生として身に付けておくべきこと」について話していただき、自分の生き方を考える契機とする授業が行われる。

1年生は7クラスあるため、7人の会社のトップの方をお招きする。これだけの方々からお話を聴ける機会はなかなか難しい。理事長さんのお骨折りもいただき、今回このような機会を持つことが出来た。子ども達には、是非ともこの機会を自分の将来に生かしてほしいと思っている。ありがたい。

そうそう、昨日は12月に行う研究発表会に向けての校内研修も行われた。いよいよ今年で三年目、一応一区切りの年となる。道徳教育、キャリア教育、アクティブラーニング等、3年間に渡って研究を継続してきた。無駄なことは何も存在しない。必ず子ども達に、先生方に、何処かで血となり肉となっているものだ。研修することは教員の使命である。学ばざる者に、教える資格は無いとは、古くから言われていることである。

今日も沢山のお客様をお迎えするということで、来賓玄関やピロティには華道部が生けてくれた花々が美しい。本校は部活動のみならず、こころの教育に、子ども達の進路の在り方に、そしてより良い授業の為に、様々な取り組みを続けている。

もっともっと努力せねば、申し訳ない。


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大活躍!向陵生

R1.9.17

第108号

 この三連休、ご存じのように向陵生は大活躍であった。先ずは野球部が強豪の新湊高校に、4対0の完封勝利。早々にベスト8進出を決めた。子ども達の活躍の様子は、新聞にも大きく取り上げられていた。特に宝里君と植野君の一年生バッテリーの、投打にわたる活躍が目覚ましい。

そんな一年生バッテリーが思い切って活躍できる背景には、間違いなく二年生の支えがあるに違いない。チーム一丸となって、一年生を支えているのだ。そして一年生バッテリーも、そんな先輩の気持ちにしっかりと応えている。本当に高校野球の原点を見るようで清々しい。是非ともこのステキな雰囲気を、ずっと続けてほしい。

また、昨日も男女ハンドボール部が、久々にアベック優勝を飾ったと報告が入った。簡単にアベック優勝と言葉にするが、富山県はハンドボール処、常勝氷見高校が男女ともライバルとして存在する。互いに切磋琢磨して、日本の高校ハンドボール界をけん引してきた。

「富山県を制するもの、日本を制す」。それぐらいの意気込みで、指導者も子ども達もがんばっている。そんな指導者や子ども達に、少しでも何らかの応援になればと思ってはみるものの、大概は「がんばれ!」とか、「いつも応援しているよ!」といった一言になってしまう。

それでもそんな一言に、「はい!がんばります!」とか、「ありがとうございます!」と笑顔で返してくれることが嬉しい。神様はきっとそんな子ども達や指導者に、微笑んでくれるに違いない。少なくとも私はいつもそう思っている。

だからこそ何よりも普段の生活態度が一番大切である。

昔バスケットボールを指導していた際に、コートの隣でいつも全国優勝された監督さんの指導をみていた。最初は男女を一緒にみておられたのだが、私が赴任してからは「これから男子は一切私はみません。全てあんたがみなさい!」と言われ。それ以後男子の指導から一切外れられた。隣で私が指導していても、一切何も口を出されなかった。

そんな先生が普段から子ども達には、生活態度をきちんとすること。例えば内履きズックの紐をしっかりと結ぶことなど、口を酸っぱく指導されていた。北海道での全中に出発する日、ある女子が慌てて靴紐をしっかりと結ぶこと無く自転車に乗ったため、途中で転んで捻挫してしまった。あれだけ紐を…、と言っておられたのに…。彼女の全中は、最寄りの駅で終わってしまった…。

やはり大切なことは、「当たり前のことを当たり前にすること」なんだと今でも思っている。

野球部の子ども達も、男女ハンドボール部の子ども達も、いやいや全ての向陵生がそうあってほしい。私は部活動を指導した経験から、勝利の神様はいらっしゃると思っていて、その神様はいつも何処かで観ていらっしゃって、「いい行いをした者に微笑む」、そう思っている。

さて、この三連休子ども達には本当にご苦労様でした。よりがんばろう!応援している。