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熱送り

R1.7.23

第74号

 今朝も来賓玄関には、華道部の子ども達が生けてくれた花が美しい。雨模様で蒸し暑い朝だが、その花があるだけでちょっぴり気分は清々しい。出来るなら自分もそんな花のような人間でありたいものだ。だが、現実はなかなかそうはならず、様々なことに頭を悩ませている。

それでも日々そんな花のありように、励まされ元気をもらっている。本当に華道部の子ども達、ありがとう。感謝!

さて昨日は地域の「熱送り」であった。現在世話役をしている私は、早めに学校を出て公民館で直ぐに準備に取り掛かる。先ずはトラックに太鼓を設置する。一人では難しい作業なので、先日からお願いしていた何人かの人たちとセットする。ロープの技術の無い私は、年配のロープワークの得意な方に太鼓を固定してもらう。

その太鼓に八幡宮からもらってきた御幣をセットする。この御幣をもらうために朝から並んでもらう。毎年家に届けてもらっておいて、それを公民館にある太鼓にセットする。これがないと、みな気持ちがこもらない。そういった意味ではこの御幣が熱送りの象徴でもある。

太鼓をセットしトラックで家々の田を回る。その都度太鼓を打ち鳴らす。その音で稲に付いた虫たちが稲から逃げて田からいなくなる。そういわれている。勿論それは科学的な根拠などない。寧ろ神事としての熱送りと考えた方がいいだろう。

蒸し暑さの上に太鼓を叩くので、いよいよ身体は汗まみれである。それでも「虫送るばい、虫送るばい」とこころに唱えながら、真剣に太鼓を叩いているとなぜか心もスッキリする。

もしかしたら田の虫が逃げ惑うだけでなく、太鼓の音で私自身のこころのへんてこな虫も身体から逃げ出して行くのかもしれない。そういえば日本に来たALTが、何人も和太鼓の虜になったことを思い出す。あの体の奥底から湧き上がるような叫びにも似た太鼓の音は、世界共通の魅力なのかもしれない。きっと人間の太古からの叫びを、人に懐かしく思い出させるのかもしれない。

それにしても歳のせいか、今朝は腕がこわばった感じで、今この校長室だよりを打つ手もなかなかスムーズには進まず、休み休みである。心地よい太鼓打ち疲れと言ったところである。

そうそう熱送りの後の慰労会で余ってしまったスイカを、子ども達の為にと思って今朝は持って来た。どの部が貰ってくれるだろうか?楽しみである。

ありがたい。


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いよいよ夏休み

R1.7.22

第73号

夏休みが始まった。だが今日明日は保護者会。この一学期頑張った人もそうでない人も、しっかりとその結果は通知表に現れることになる。部活動に熱中していた人も、バイトに明け暮れていた人も、それぞれがそれぞれに自分の責任において成績はちゃんとしなければならない。万一赤点ということになれば、それはきちんとしなければならない課題を、行わなければならない。がんばれ!

今朝はピロティに入った瞬間に随分ステキに生けられた花々に気が付いた。何だか華やかで、それでいて清楚である。ひまわりも薄暗いピロティにふわっと柔らかな灯りをもたらしてくれている。週の始まりはやっぱりこんなふうに迎えられたいものだ。きっと今日明日と来校される保護者の方々の気持ちも、ゆったりとしたものにしてくれるに違いない。ありがたい。

さて、校長室には全国大会に出場する子ども達が挨拶に来てくれた。例年と違うのは、今年はかるた同好会という文化部の子ども達も、校長室に来てくれていることだ。少しずつ少しずつ運動部のみならず、文化部の活動でも成果が上がっている。理科部も毎年この時期になると、小学生対象の夏休みの科学教室を主宰してくれたり、星の観察会も行ってくれている。また吹奏楽部の子ども達も、地元野村の公民館祭りの協力として簡単なミニコンサートも開いたりしている。高岡向陵高校の子ども達は、至る所で活躍している。

そうそう本校のキャラクターリス太君のお披露目も、終業式の日行った。スマホを片手にリス太君と一緒に収まる子ども達の様子は、見ていて微笑ましいものであった。殆どが女子生徒であった。男子生徒に本音のところを聞くと、どうも本当は一緒に撮ってみたいのだけれど周りに沢山の生徒がいる場所では、「恥ずかしくて…」ということのようだ。

それでも女子生徒たちはスマホに収まった自分とリス太君との映像を、互いに見せ合いながら楽しんでいた。こんな素直でのんびりとした光景が、私は大好きである。こんな時間がもっともっとあったらいいなあー。そんなふうに思っている。

今日からまた一週間。がんばろう!


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未来へのお土産?

R1.7.19

第72号

 何だかちょっと鬱陶しい日が続く。ジメジメしていて流石に憂鬱になる。最近は雨が多いものだから、田の水も見回らなくてもいいだろうと、自然その分学校へ着くのも早くなる。最近は学校を開けることも増えた。

今朝も職員室を開けて机の上の書類に目を通して印を押す。その後少しのんびりする。机上にはいただいた花が美しい。余所見が好きな私は隣のF教頭先生の机上に目をやる。そこには学年だよりの巻頭言であろう「タイムマシン」とあった。

面白そうなので手に取って読む。

「みなさんは、『未来へのおみやげ』を準備していますか。。なんけ、それ。という声が聞こえそうです」。そのフレーズに目が留まった。言葉は「教えてあげましょう。夢中になるものを見つけたらいいのです。今、夢中になっている事は何ですか。今、力を注いで事は何ですか」と続く。

「うーん、いいなあー」と思った。巻頭言の終末にはこうあった。「未来へのおみやげとは、今取り組んでいることです」。

夢中になることがあれば、幾つになっても青春だと何処かで誰かが言っていた。年齢なんて関係ないと…。その通りだと思う。だからこそ高校生の今、周りから見て何でと思われるくらい何かに熱中することはとっても大切なことだと思う。

高校生の今だからできること、高校生の今しかできないこと。きっと沢山あるように思う。こころのアルバムは、きっとそんなもので彩られていた方がシアワセに違いない。

今日は一学期の終業式。一学期を振り返ることも大切だし、長い夏休みをどう過ごすかしっかりと考えることも重要だと思う。

そうそうこの夏向陵高校は7月30日(火)と8月3日(土)にオープンスクールを開催する。今年も多くのリス太グッズが出来上がってきた。今年のリス太ファイルも可愛らしい。来校者すべてにプレゼントする。

そして可愛らしいリス太君もおもてなししてくれるだろう。今日は在校生全てにリス太君をお披露目する。みんな今日はスマホ準備だよ。撮影の許可を出すからね。

この校長室だよりを愛読している子どもは、先に情報を漏らすからね。校長の悪い癖だね。