高岡向陵にビリギャル現る!


 オープンスクールに小林さやかさんがいらっしゃった。小林さやかさんは、去年映画化もされた書籍『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』に出てくる主人公『ビリギャル』本人である。
JUN_9355
 オープンスクールでは「不可能を可能に変える5つのポイント」と題して講演をして頂いた。
5つのポイントは

  • 根拠のない自信をもとう
  • 目標をつくろう
  • 具体的な計画をたてよう
  • 憎しみをプラスの力に変えるべし
  • 目標や夢を公言しよう

だったが、特に印象に残ったのが、「憎しみを力に変えるべし」という言葉である。この言葉は一般的に考えれば少し怖いニュアンスを持っているのだが、講演の中では一味違っていた。小林さんはこう話された。

  憎しみという感情はどんな感情よりも力が強い、だからこそ、その力をブラスへ変換すれば、不可能を可能に変えることのできる強い力となる。

憎しみという感情にマイナスのイメージしか持てていなかった私は、誰かを憎しんでいる私自身にも憎しみを抱き、傷ついていた。しかし、それでは私にマイナスの力しか働いていないということに気付かされ、もっと自分を愛せる気がした。

 この講演を聞き、自分自身で限界を作っている人が多いということを知った。実際に私も、どこか心の中では「どうせできない」「やっても無駄」などと思っていた、今考えると凄く勿体無いことをしていたと思う。なぜなら、その言葉には何処にも根拠がないからだ。やってみないと分からないことの方が多いし、無謀だと思っても一度全力で取り組んでみる、という『挑戦』の先に成功がある。
私が成功と言えるほどのことができているかどうかは分からないが、毎日全力で生きている。「1日」というのはとてもちっぽけに思えるかもしれないが、一生というのはその1日の積み重ねであり、寿命を80年とすると、一生は約30000日しか無い。私たち高校生はもう一生の20%も生きてしまっているということになるのだ。1日を大切に生きることで、必ず人生は豊かになる。