保健委員会 ハンドケア講習会

11月20日(月)の放課後にハンドケア講習会を行いました。講師は、日本赤十字社富山県支部の健康生活支援講習指導員 藤城 優子先生に来ていただきました。

まず初めに藤城先生が赤十字の仕事について説明されました。

赤十字の災害救護活動として、熊本県に行ってこられた写真を見せてくださり、体験談を聞かせてくださいました。「避難生活を続けているとエコノミークラス症候群を発症しやすくなります。発症しないためには、水分を摂取したり体を動かしたりしなければなりません。ただ、避難所ではたくさんの人で一同に体を動かすことができなかったり、水分をとることができなかったりするので、多くの人がエコノミークラス症候群を発症してしまいます。血行をよくして予防することが大切です。」

 

今回はその対処法としてハンドケアを学びました。

① 相手の手を取り、ボウルに入れた温かいお湯の中でコットンを使って温め、清潔なペーパータオルで手を拭く。

② 適量のハンドクリームを手に取り、手の平になじませながら温める。

③ 上腕、手首、手の平、指先までゆっくりマッサージする。

という簡単な方法です。

実際に、相手の手を取ってマッサージをしてみると、力の加減がとても難しかったです。でも言葉を交わしながら、相手の表情を見てマッサージを行うと、力が強いのか弱すぎるのかが分かり、落ち着いてハンドケアすることができました。次に私は、相手にマッサージをしてもらいました。最初はとても緊張していたけれど、徐々に体が温かくなりました。そして、緊張していた気持ちが和らいで、心は優しい気持ちに包まれました。

皆さんも、お家にハンドクリームがあれば、ご家族と一緒にやってみてはいかがですか?