11月20日(火)
高岡向陵高校1学年を対象とした進路ガイダンスが行われた。
本日は多数の外部講師の方々お招きしており、
生徒は自分の興味のある分野について各会場に分かれ講演を受けた。
私が参加した[アニメ・漫画・イラスト]コースでは、「あなたはどのコンビニが好きか」というテーマのもと、「デザイン」についてたくさんのことを教わった。
「自分にとって好きなコンビニを選ぶとき、あなたはどんな理由からその『好き』選びますか。」
同じ質問でも、家からの距離が近かったり、コーヒーが美味しかったりと、
人それぞれだ答えは異なっていると思う。
しかし、「コンビニの好き」を選ぶ際に、建物を一目見たときの印象が今の選択に
何かしらの影響を与えているのではないだろうか。
例に挙げるとしたら「清潔感」や「視界への入りやすさ」だ。
例えば、コンビニの外装が真っ黒だとすると、何か暗いイメージを与えてしまい、また
24時間営業であるというコンビニの長所が、暗いと見えないという短所によって
かき消されてしまうだろう。
では逆に外装を真っ白にしてみる。
真っ白なコンビニに清潔感は感じられるものの、インパクトが感じられないため、
目立たず、ドライバーの目に入りづらくなる。
そのため、私の憶測ではあるが、コンビニは夜間でも比較的見えやすい白をベースに、
目に留まりやすい赤や青によるストライプのものが多いのだと思う。
このように、デザインは「芸術」とひとくくりにされるのではなく、私たちの身近にも隠れているのだ。
そんな私たちの身近に潜む「デザイン」。
食卓に並ぶスプーンの形から家族の愛を育む家の設計まで。
一つのデザインが多くの幸せを呼ぶ。
私たちもそんな幸せを生み出せるような一人の人間になりたい。
本日の進路ガイダンスを通して、自分にとって何が大切か、何が今の自分を突き動かすのかを学べた気がする。
メディア広報部 大窪