第4回K→未来塾の講師は、有限会社モメンタムファクトリー・orii代表取締役 折井宏司氏(金属着色職人)でした。
折井さんは、伝統工芸「高岡銅器」の最終工程である「着色」を完成されたものにどう色をつけるかという従来の仕事に留まらず、素材の活かし方や新しい色の探求によって、薄い銅板への着色を可能にした独自の発色技術を生み出しました。
長く続けてきた伝統工芸品への着色を今、新たな価値として、建築・インテリア・クラフト・ファッションなど、さまざまな用途へ可能性を広げていっています。
実際に本日着て来られたジャケットに鮮やかな着色を印刷して裏地にしておられました。異業種の人とつるむことで、素直に聞くことができいろんな意見を吸収し、新しい発想が生み出されます。まだまだ夢もたくさんあるようです。
私たちもいろんなことに挑戦する気持ちを忘れず、夢の実現に向けて楽しい生活を送っていけたらと思いました。折井さんのこれからの活躍に期待しています。お話ありがとうございました。